上映禁止も!映画での侮辱に激怒!イランがハリウッドに謝罪求める
イランの高官が、ハリウッド映画の中にイランを侮辱する表現があるとして、アメリカに謝罪を求めている。ミッキー・ローク主演の『レスラー』では、イランの旗でミッキー・ローク演じるプロレスラーの首をしめようとする「ジ・アヤトラー(イスラム教シーア派の指導者の尊称)」というレスラーが登場することから、イラン国内では上映禁止となった。
また、2007年の『300<スリーハンドレッド>』では、古代イランのペルシアの描き方について、残酷で非情に描いており、イラン国内で反感の声が上がった。ハリウッドからは、文化交流のためアネット・ベニングら女優・俳優たち、プロデューサーたちがテヘランへ派遣されたが、アフマディネジャド大統領のアドバイザーを務めるジャヴァド・シャマクダリ氏は、「派遣団を温かく迎えるが、イランの人々が謝罪を求めることを止めることはできない」と強固な姿勢を見せた。シャマクダリ氏は以前、イランの通信社「イスナ」の中で、「1979年のイラン革命以来、イランの人々と我々の革命はハリウッドによって繰り返し不当にも攻撃され続けてきた」とコメントを寄せていた。