ショーン・ペンとジム・キャリーとベニチオ・デル・トロによる三バカ大将実現か?
ピーター&ボビー・ファレリー兄弟とMGMが長年温めてきた企画がついに実現しそうだ。ハリウッド・レポーター紙が伝えたところによると、戦前から戦後にかけて放映された人気コメディ番組「三バカ大将(ザ・スリー・ストゥージス)」の映画化の企画がついに進行したとのこと。映画版の新しい三バカ大将として博士風のラリー・ファイン役にショーン・ペンが決まり、太っちょのカーリー・ハワード役にジム・キャリーが出演交渉中で、マッシュルーム頭のモー・ハワード役にはうわさでベニシオ・デル・トロの名前が挙がっている。
同映画化企画は2001年からファレリー兄弟が進めてきたもので、映画版『三バカ大将』は伝記映画ではなく、三バカ大将が現代を舞台に新たな冒険をして笑いを提供するストーリーになる予定で、昔なつかしいドタバタコントが現代に受け入れられるか注目が集まっている。脚本もファレリー兄弟が手掛け、ブラッドリー・トーマス、チャールズ・ウェスラーがプロデュースし、映画は2010年の全米公開を目指して、今秋から撮影が開始される見込みだ。
ショーン・ペンとジム・キャリーとベニシオ・デル・トロという名優たちが顔をそろえるだけでも楽しみだが、この三人がナンセンスギャグに挑戦するのは見ものである。すでにジムは、カーリー役のために40ポンド(約18kg)も体重を増やそうとしているそうで、数ヵ月後にはデブになったジムの姿がパパラッチに激写されるかもしれない。