「相棒」スピンオフの六角精児、大先輩の水谷豊から絶賛されて感無量!
28日、丸の内TOEI2にて、映画『相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿』初日舞台あいさつが行われ、主演の六角精児、水谷豊、萩原聖人、紺野まひるらが登壇した。
水谷と寺脇康文ふんする刑事コンビの活躍を描く人気テレビドラマを映画化し、2008年度上半期上映作品の中で興行収入・観客動員数で1位に輝いた大ヒット映画『相棒-劇場版- 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン』のスピンオフとなる本作。同シリーズの中で初めて主役となった六角は、緊張した面持ちで「実際こうやって舞台の真ん中に立つと自分じゃないような気がして……。いや~世の中生きてるとこういうすごいことがあるんですね」と芸能人らしくない素朴な感想をもらして笑いを誘っていた。
水谷は六角の魅力について「『カッコ悪いことはカッコいい』ってわれわれはよく言うけど、これが簡単なようでいてなかなかできない。でもまあ六角の場合は存在がそうですから(笑)。演じるキャラクターも彼自身も愛すべき人間で、映画でもいい空気が出ていると思います」と絶賛し、横で聞いていた六角はうれしそうに恐縮していた。
また、エンドロールで六角と元妻役の紺野がラブラブになる場面が流れることについて話題が及ぶと、六角は「ああいうイチャイチャ感はもう一生分やってしまったかな、っていう感じがする(笑)」とポツリともらし、紺野から「これからもまたあります、きっと!」と励まされる場面も。最後には六角を模したヒット祈願ダルマが登場し、登壇者たちは大ウケしながら写真撮影に応じていた。
『相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿』は、テレビドラマ「相棒」シリーズの脇役の中で最も人気のあるキャラクターである鑑識課員・米沢守(六角)を主人公にしたスピンオフ作品。彼が相棒となる刑事(萩原聖人)とともに謎の殺人事件を追ううちに、警察機構の大きな闇に突き当たっていく様を描く。
映画『相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿』は丸の内TOEI2ほかにて全国公開中