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「CSI」のゲイリー・シニーズに直撃インタビュー!イラク戦争のドキュメンタリーをプロデュース

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ゲイリー・シニーズ
ゲイリー・シニーズ - Photo:Nobuhiro Hosoki

 映画『フォレスト・ガンプ/一期一会』『アポロ13』そして人気テレビドラマ「CSI:ニューヨーク 」などの大作に出演しているゲイリー・シニーズが、自らプロデュースしたドキュメンタリー映画『ブラザーズ・アット・ウォー』(原題)について語ってくれた。

 身体検査で視力が低いと判断され陸軍に入れなかったジェーク・ラーデマッヘル。彼は自分の兄弟二人が兵士として従事するイラクに向かい、現地での兄弟の生活に触れながら、戦闘部隊とともに激戦地区での撮影を果敢に試みた。

 ゲイリーはアメリカ軍慰安のために何度もイラクを訪れていて、2004年には「オペレーション・イラク・チルドレン」という寄付団体を設立し、物資が不足しているイラクの学校を支援している。「この団体は、映画『シービスケット』の原作者ローラ・ヒレンブランドとともに始めたもので、僕の2度目のイラク訪問後に設立したんだ。その決断をしたのが2003年11月で、そのときにアメリカ軍が建てたイラクの子どもたちの学校を見せてもらったんだ。イスには4人くらいで一緒に座り、壁は真っ白でフロアーはコンクリートだった。しかも一本の鉛筆を数人で共有していて、学校物資の供給がかなり不足していたんだよ。でも、子どもたちは学校を建ててくれたアメリカ軍に心から感謝をしていたんだ。その姿に心を動かされてね。何らかの形で、この子どもたちと兵士たちを助けなければいけないと悟ったんだ」と語ってくれた。

 本作については「この映画は、僕がこれまで訪れてきたアメリカ軍基地や兵士とその家族との会話を通して学んだことを、より明確なものにしてくれたと思うんだ。監督のジェークは、あくまでもジャーナリストではなく兄弟としてかかわっているから、戦争を外部から見ているわけじゃない。内部に入ってストーリーを探したことで、彼自身がこの戦争を通して兄弟を見つめ直すことになった。それがこの映画の見どころなんだよ」とこれまでとは違った観点で戦争を描いていることを強調していた。(取材・文:細木信宏 / Nobuhiro Hosoki)

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