松雪泰子、舞台でスベったときの古田新太の冷たい視線にドキドキ!
劇団☆新感線の舞台をスクリーンで観ることができる、映画『ゲキ×シネ「五右衛門ロック」』に主演した古田新太と松雪泰子に、共演者とのエピソードや演劇をスクリーンで観せる「ゲキ×シネ」の魅力について語ってもらった。最新のデジタル技術で新たに生まれ変わった映画として、本作を観ることの魅力とは?
今、最もチケットが取りにくいといわれる劇団☆新感線の舞台に、2度目の参加となった松雪。普段のしっとりと落ち着いた役柄からは程遠い威勢のいい真砂のお竜を演じ、初めて見えを切る場面も披露したが、ある場面のセリフでスベってしまい、古田の「冷たい視線にドキドキした」と話す。そんな松雪を見てどう思ったのか古田に聞いてみると、「何やってんだ、コイツ! と思った」と冷ややかな言葉が返ってきた。松雪がドキドキしたのもうなずける。でも、普段はよく一緒に酒を飲むそうで、酒を飲むと松雪は「ガハハ……と笑うよ」と古田は松雪の意外なプライベートを披露した。
「ゲキ×シネ」は「舞台では観られない、出演者の表情やアップが観られるのが魅力」と語る古田。「舞台が観られない地方の人にも手ごろな価格で観ていただけるし……」と劇団員としての顔ものぞかせた。今回はゲスト共演者も豪華で、古田演じる五右衛門が秘宝を求めてたどり着いた島・タタラ国の王役・クガイの北大路欣也をはじめ、クガイを憎むカルマ王子を森山未來、五右衛門を追う役人・岩倉左門字を江口洋介演じている。中でも「北大路さんの存在感は絶大で、その目力は怖いくらい」と話し、「おきゃんな松雪さんのキューティーハニーキックも見どころ」と語った古田。ともかく見どころはたっぷりのようだ。
『ゲキ×シネ「五右衛門ロック」』は、全編大迫力のロック音楽に乗せて、歌あり踊りあり、笑いも涙も、盛りだくさんの作品。ダイナミックな、舞台ならではのライブ感に映像ならではの迫力も加わり、臨場感と満足感タップリに仕上がっている。
映画『ゲキ×シネ「五右衛門ロック」』は5月16日より新宿バルト9ほか関東・関西にて、8月29日より全国にて順次公開