すでに約100万人がダウンロード!ネットに流出した『X-MEN』新作にヒューが遺憾の意
ヒュー・ジャックマンが、『X-MEN』シリーズ最新作の海賊版がインターネットで流出していることについて「悲しく思う」と語った。映画『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』は、シリーズのスピンオフ作品としてヒューが演じるウルヴァリンの起源を描く映画だが、公開1か月前にして、未完の作品がネットに流出。ガーディアン紙の電子版によると、すでに約100万人がダウンロードして視聴したと言われている。
この映画の宣伝活動で故郷オーストラリアのシドニーを訪れたヒューは、「(海賊版は)深刻な犯罪であり、すごく残念だ。悲しく思うよ。現在FBIが捜査中ということで、犯人はまもなくつかまると思う。流出したのは未完の作品で、塗装されていないフェラーリのようなもの」と語っている。
日本の映画ファンの中で、偶然にも映像を手に入れてしまった人は日本国際映画著作権協会に連絡してほしい。インターネット上で簡単に動画が手に入る時代ではあるが、著作権法違反は個人でも「10年以下の懲役刑若しくは1,000万円の以下の罰金刑、またはその両方」が科せられ、さらに民事による多額の損害賠償請求を受けることにもなりかねないのだ。