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『300 スリーハンドレッド』続編はこんな感じ!ザック・スナイダー監督が自ら語る

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『ウォッチメン』来日時のザック・スナイダー監督
『ウォッチメン』来日時のザック・スナイダー監督

 米国内だけでも2億ドルの収入をあげたジェラルド・バトラー主演歴史バトル超大作『300 スリーハンドレッド』続編の話が密やかに進んでいる。

 ザック・スナイダー監督がこのほどラスベガスで行なわれた映画業界コンベンションShoWestのあと、マスコミに語ったところによると、『300 スリーハンドレッド』パート2の話しが持ち上がったのは約1年前で、原作のグラフィック・ノベル「300」の生みの親であるフランク・ミラーが、スナイダー監督に、『300 スリーハンドレッド』で語られた2つの戦いの合間に起こった出来事を中心とした続編ならぬ中編を描こうと思っていると打ち明けたことから始まったという。

 スナイダー監督は、「王レオ二ダス率いるスパルタ軍と対するペルシャ軍の、テルモピュライとプラテアでの戦いの間に、史実上では1年の期間があるんだ」と語る。「映画には出てこなかったこの1年の間にはたくさんの事が起きている」

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 フィクション化されているとはいえ、映画『300 スリーハンドレッド』の舞台となったのは紀元前480年にあったとされるテルモビュライの戦いだ。そして映画の最後のナレーションにあったように、その1年後にあったプラテアの戦いでは1万人のスパルタン戦士たちが、絶対多数のペルシャ軍を打ち負かしたという史実が残っている。そしてサラミスという地にてペルシャ軍がギリシャ軍に大敗をきしたという歴史の転機となる出来事が起きたのもその年代あたりだという。

 スナイダー監督は、「パート2は、これらの戦いを軸にしたストーリーになると思う」と語り、「フランクがまた素晴らしいグラフィック・ノベルを仕上げてくれたら、パート2を監督することにあたってイヤとは言えないでしょ」とニヤリとする。

 『300 スリーハンドレッド』パート2が実現化すれば、再びジェラルド・バトラーがレオニダス王として再登場することも夢ではないわけだ。

 「ここからはフランク次第っていうところだね」とスナイダー監督がいうように、この映画の実現化は彼のグラフィック・ノベルの出来にかかっている。フランクの作品が1作目を超えんばかりの素晴らしい出来になることを祈りたい!

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