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榮倉奈々、大粒の涙…『余命1ヵ月の花嫁』初日のサプライズ!

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涙を拭う榮倉奈々(右)と榮倉を優しく見守る瑛太
涙を拭う榮倉奈々(右)と榮倉を優しく見守る瑛太

 末期の乳がんを患い、余命1か月と宣告された女性の実話を基にした映画『余命1ヶ月の花嫁』が9日、初日を迎え、主人公・千恵を演じた榮倉奈々と、千恵を愛する太郎を演じた瑛太、千恵の父役の柄本明、親友役の安田美沙子廣木隆一監督、そして主題歌を担当したJUJUが東京・TOHOシネマズ日劇で舞台あいさつに登壇した。

映画『余命1ヵ月の花嫁』写真ギャラリー

 上映後の舞台あいさつのため、会場にはまだ涙ぐむ観客の姿も。榮倉は「千恵さんの伝えたかった気持ちや思いが、太郎さんやお父さんやお友だちに伝わって、周りの方の心を動かした。そこまで人の心を動かせたことは素晴らしいと思って、改めて感動しました」と感慨深げ。瑛太も「この作品に関しては本当に、精神的に苦しくてつらい日々を過ごしていたので、今日を迎えられて感動しています」としみじみした様子で撮影を振り返った。

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 そんな中、実際の赤須太郎さんと、千恵さんの父・貞士さんがサプライズで登場。太郎さんから榮倉と瑛太へ「お二人は、千恵と太郎を忠実に演じるよりも、それぞれが僕たちの思いを深く感じ取り、どう伝えればいいかを真剣に考えてくださいました。心からありがとうとお伝えしたいです」と感謝の手紙が読み上げられると、榮倉は目から大粒の涙をこぼし「本当にお二人は大変だったんだろうと……本当にありがとうございます」と目頭を押さえた。さらに瑛太からも、榮倉へ思わぬ贈り物が。劇中の太郎さながらに頭に優しく花の冠をかぶせられた榮倉は「サプライズばかりでずるいです……」と目を潤ませながらも笑顔を見せた。

 同作は、実話を基に、若年性乳がんに侵された千恵と、彼女にウェディングドレスを着せてやりたいと願う恋人の太郎、二人の愛を支え見守った家族や友人たちの姿を描く感動作。

映画『余命1ヶ月の花嫁』は全国公開中

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