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『スター・トレック』のエイブラムス監督、AKB48の続編出演交渉に満面の笑み

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左からエリック・バナ、クリス・パイン、J・J・エイブラムス監督、小嶋陽菜、高橋みなみ
左からエリック・バナ、クリス・パイン、J・J・エイブラムス監督、小嶋陽菜、高橋みなみ

 13日、六本木グランドハイアットにて、アメリカでナンバーワンヒットを記録し、続編製作も決定した映画『スター・トレック』の来日記者会見が行われ、J・J・エイブラムス監督、主演のクリス・パインエリック・バナザカリー・クイントカール・アーバン、そしてジョン・チョーらが登場した。

映画『スター・トレック』写真ギャラリー

 来日の喜びをそれぞれが短めにあいさつする中で、「おはようございます。申し訳ないですけれどわたしの(知っている)日本語を少しだけ話します」と日本語で話し始めるカール。続いて「クリス・パインは日本を話せません。クリス、シャワーを浴びてください!」と謎の日本語を発し、「プレミアなどお世話になりました。いろんなことありがとう」と支離滅裂ながらも喜びを語り、通訳から意味を聞いたキャストは大爆笑となった。

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 その後行われた質疑応答でも、カールの覚えたての日本語がさく裂。演じる上で気を付けたことは? との質問に「おはようございます。クリス・パインは日本語を話せません」と冒頭のあいさつを繰り返し、クリスから「大嫌いだ!」と突っ込まれる一幕も。そのクリスは本作について「脚本を15ページ読んで、感動のあまり泣いてしまったんだ。感情移入ができて人間関係もきちんと描かれている。僕は驚いて表紙を見直したくらいさ!」とSFでありながら、人間ドラマが重要視されたエイブラムス監督ならではの『スター・トレック』であると語った。一方「わたしは酒をたくさん飲みます」などと謎の日本語を発し続けていたカールはまじめに戻り、英語で「これまでの『スター・トレック』シリーズは大作という感じはしなかったが、この作品は間違いなく大作だよ。今まで目にしたこともない映像があるし、監督のこだわりも素晴らしいんだ!」と太鼓判を押していた。

 最後にスペシャルゲストとして、AKB48の高橋みなみら6人が花束贈呈に登場。前回来日した際に村上隆氏から勧められ、その日にAKB48のライブを観て大ファンになったというエイブラムス監督は、高橋の「ぜひわたしたちを続編に!」とのおねだりに「続編ではダンスナンバーを取り入れて、ジェームズ・T・カークと絡ませようかな」とそれぞれに『スター・トレック』入隊IDカードをプレゼントし、満面の笑みを浮かべた。

映画『スター・トレック』は5月29日より丸の内ルーブルほかにて全国公開

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