東宝が初の3分間予告編を劇場で上映!「ハゲタカ」のすべてがわかる
企業買収をテーマにした壮絶なマネーゲームを描いて大反響を呼んだNHKテレビドラマ「ハゲタカ」の劇場版の3分間予告がワーナー・マイカル・シネマズ限定で上映されることがわかった。
その3分には、日本経済の失われた10年を舞台に描くドラマ(全6話)のダイジェスト映像から、ハゲタカと呼ばれる主人公・鷲津のほか登場人物、映画『ハゲタカ』のストーリーまで盛り込まれるというから驚きだ。
なぜ、ワーナー・マイカル・シネマズ限定なのかには理由がある。テレビドラマ「ハゲタカ」を見たワーナー・マイカル・シネマズのスタッフが、このドラマにほれこみ、特にドラマを見ていない観客に「ハゲタカ」の世界を体験してもらいたいという希望から、配給元の東宝がこれを実現させたという形だ。
また、東宝関係者によると「(東宝配給映画で)3分の予告を上映するのは、今回が初となる」とのことで、東宝配給映画としてもチャレンジであることを明かした。
シネコンにおいての予告編は、通常1作品90秒程度が常識の中、シネコンスタッフと配給元とのタッグ見事実現した例といえるだろう。この映画『ハゲタカ』特別予告編は、5月15日から6月5日まで、全国のワーナー・マイカル・シネマズで上映される映画『天使と悪魔』にて公開される。
映画『ハゲタカ』は6月6日より全国東宝系にて全国公開