忌野清志郎さんのドキュメンタリー追悼上映決定！スクリーンに「帰ってきたぜ！」

　がん性リンパ管症のため今月２日に死去した“ロックの神様"忌野清志郎さんのドキュメンタリー映画『不確かなメロディー』が23日から東京都内の劇場で追悼リバイバル上映されることになり15日、配給元から発表された。

　2000年5月の約1か月間、清志郎さん率いるバンド、ラフィータフィーがマイクロバスで、15か所のライブハウスを回った全国ツアー「マジカデ・ミル・スター・ツアー2000」の模様を収めた1時間33分のドキュメンタリー。熱のこもったライブシーンのほか、自ら過去、現在、未来への思いや音楽への情熱を語る映像もあり、派手なメークとは対照的なナイーブな素顔を垣間見せている。ほかにもサックスの武田真治をはじめメンバーが清志郎さんの魅力を語り、ナレーションを清志郎さんの高校時代からの親友で俳優の三浦友和が担当するなどして、清志郎さんの人間像に迫った貴重な作品だ。2001年の初公開当時そのままの映像がお披露目される。

　上映される劇場とスケジュールは、23日から29日までヒューマントラストシネマ渋谷で（12：45/15：00/17：15/19：30）、30日からヒューマントラストシネマ文化村通りで（19：00/20：50、終了日未定　、6/12までは決定）。シネカノン有楽町2丁目では5月30日から6月5日まで英語字幕版をレイトショー（21：25 ）。料金は1,500円均一。 毎週土日は各劇場で先着50人にポストカードのプレゼントがあり、さらに2回目以降はワンコイン500円で鑑賞できるリピーター割引も実施される（半券持参、本人のみ有効）。

　同社によると、「反響次第では東京以外の都市でも上映させていただけるかもしれません」とのこと。23日の初日に向けて追悼企画なども検討中だ。