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佐々木蔵之介、「長澤まさみの美しさに圧倒された」とマジ照れ?

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「娘」の美しさに惚れぼれしたという佐々木蔵之介
「娘」の美しさに惚れぼれしたという佐々木蔵之介

 映画『群青 愛が沈んだ海の色』で長澤まさみ演じる凉子の父親で、島一番のウミンチュ(漁師)・龍二を演じた佐々木蔵之介に、長澤との撮影エピソードなどについて話を聞いた。 

映画『群青 愛が沈んだ海の色』写真ギャラリー

 これまでは都会の男を演じることが多かった佐々木だが、本作では孤島のウミンチュという異色のキャラクターを好演。しかも長澤の父親役という意外な設定だったが、「あんな大きな娘の親を演じたことは初めて」と笑って話しつつ、「でも順撮りで撮影しましたから、いきなり長澤まさみちゃんの父親になっちゃったわけではないんです。妻との出会いがあり、赤ちゃんができて、その子が大きくなっていって……。だから自然に感情移入できたんですよ」と撮影時の心境をコメントした。特に印象に残っているのは劇中で、長澤さん演じる凉子が母親の形見のワンピースを着て、お祭に行くシーンだという。「凉子から『どう?』と聞かれて、龍二は『ああ』としか答えないんですけれど、実は美しさに圧倒されていたんですよ。でも、今思い出しても、本当にあのときの長澤さんは美しかったなあ。だから、少しも構えることなく、リアルに芝居ができたんですよ」とちょっぴり照れくさそうに話してくれた。   
 
 本作のロケ地、渡名喜島は那覇の北西約58キロメートルの洋上に位置する孤島。那覇からフェリーで約2時間15分もかかるという不便なロケーションで、この島に撮影隊が入るのも初めてだったそうだ。この島を選んだのは、すべての作品を一貫して沖縄を舞台に撮ってきた中川陽介監督。古い沖縄の風景が残っている場所を、さんざん探し回った結果、赤瓦の屋根に白砂の路地が広がる渡名喜島に行き着いたという。「監督は本当に沖縄を愛している人。本番で、セリフを言い終わってもカットがかからないことが何度かあって。何なんだと思っていたら、監督がモニターを見て泣いちゃってカットをかけるの忘れてるんですよ。本当に、よく泣いていましたね」とジョーク混じりに語りつつ、「そんな監督だからこそ、僕も長澤さんも心から信頼できて、演技に没頭できました」と感謝の言葉を口にした。

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 ウミンチュの龍二(佐々木)は、島にやって来たピアニスト・由起子(田中美里)と結婚し、娘・凉子(長澤)を授かるが、妻を病気で亡くしてしまう。そして大人の女性に成長した娘も、父親と同じように幼なじみの恋人を事故で亡くしてしまい……。沖縄の海を舞台に、最愛の人を亡くした父と娘のそれぞれの痛みと再生を描いた感動のドラマ。佐々木が感動した手付かずの大自然の美しさと、それに引けを取らない長澤の美しさを思う存分堪能できる作品に仕上がっている。 

映画『群青 愛が沈んだ海の色』は6月27日より有楽町スバル座ほかにて全国公開

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