ほんのりお色気美少女の18歳!ハリー・ポッターのキスの相手を直撃!
7月15日に公開される映画『ハリー・ポッターと謎のプリンス』で、ハリーと本格的な恋愛関係になるロン・ウィーズリーの妹ジニーを演じる18歳のボニー・ライトに話を聞いた。
現場に現れたボニーは18歳が醸し出す少女から大人になりたての、ほんのりしたお色気を感じさせる魅力的な女性。肌は陶器のように白く、髪の毛はつやつやしたプリンセスのような巻き毛。今までの映画『ハリー・ポッター』シリーズにはロンの妹として、たびたび登場していたが、18歳になった彼女はすっかり美しい女性になり、本作ではハリーの恋の相手として一気にその存在感がクローズアップされることになった。
-今回はとても出番が多いわけですが、撮影は今までで一番大変でしたか?
これまで撮影したどの映画とも違って、6作目は出番が多いから大変だし、そのために皆で一緒に準備もしたつもりよ。
-とてもモテる役ですよね。
そうね。ジニーはそういう意味で注目される存在だと言えるわね。今までのところ、これまでとは違うと思っているわ。出番が多くなると必然的にキャラクターに深みを出さないといけないので、監督ともっと話し合ったり、リハーサルもたくさんしたりしたわ。
-ジニーはずっと好きだった人とくっつくことができるわけですが、あなた自身ハリーのような人はあなたのタイプだったりするのですか?
どうかしら(笑)。ハリーにはファンがたくさんいるけれど、彼は明らかにヒーローだから、多くの人に慕われるタイプだとは思うわ。だからといって絶対わたしのタイプと言い切れるかどうかは難しいわ(笑)。でもキャラクターとしてハリーがこれまで成し遂げてきたことを考えると、ヒーロー的な存在だと言えるわね。
-世界中で愛されているハリーのハートを射止めるということで、周りから何か言われたりとか、ご自身でプレッシャーを感じるとかということはありますか?
二人の関係というのは、6作目ですでにだんだんわかってきているわけだから、突然そういう展開になったということはないし、ハーマイオニーとロンの関係もずっと微妙に発展していったわけだしね。個人的には(ハリーの相手役ということで)それほど大きなプレッシャーを感じたりはしないわ。まあ、最終作の撮影はまだだから、原作が映画上ではどう描かれるのか、まだわからない部分はあるけれど(笑)。
-7巻をすでにお読みになったと思いますが、その結末についてはどうお感じになりましたか?
(ネタバレになります。ご注意を)結末には圧倒させられたわ。いろいろな問いに対する答えがあったし、ハリーがダンブルドア校長に会って、そこですべてを説明されるという不思議な章とか、14年後のエピローグとか、最後の方にかけてひねりがあったの。ある程度結論が出ているけれど、かといって読者の持つすべての疑問に答えてしまうということもなく、いい結末だと思ったわ。
幼いころに観光で日本に来たこともあるというボニー。日本の雑多な雰囲気のする文化にとても惹(ひ)かれているらしい。スタンリー・キューブリック監督の作品が好きだという彼女は、演技以外のことにも興味を持ち始めアートスクールへの進学を希望している。『ハリー・ポッターと謎のプリンス』ではハーマイオニー役のエマ・ワトソンと並んで注目の美女として世界中で話題になるのは間違いないだろう。
映画『ハリー・ポッターと謎のプリンス』は7月15日より全国公開