絵本「ウォーリーをさがせ!」実写映画化決定!
絵の中からウォーリーと仲間たちを探す人気絵本「ウォーリーをさがせ!」が、ユニヴァーサル・ピクチャーズによって実写映画化されるとハリウッド・レポーター紙が伝えた。日本でも馴染みの同絵本をユニヴァーサルはファミリー向けの実写映画として製作し、『アイス・エイジ』シリーズを手掛けてきたイルミネーション・エンターテイメントのクリストファー・メレダンドリーがプロデュースし、『名犬ラッシー』のエリック・エレンボーゲンが製作総指揮を務める。
「ウォーリーをさがせ!」は、イラストレーターのマーティン・ハンドフォードによって生み出され、1987年にイギリスで刊行されるや世界中で大人気となったベストセラー絵本だ。主人公のウォーリー(北米ではウォルドー)は、赤と白のしま模様の服を着て丸めがねをかけた細長い体系の青年で、これまでに彼や愛犬のウーフ、悪役のオドローたちが出演するアニメやTVゲームが製作されている。映画版は、30歳のウォーリーが調子の悪いタイムマシンを修理していたときに、偶然にもタイムトラベルしてしまうストーリーで、近年の絵本で登場するウォーリーのタイムトラベルを中心に描く予定だ。
先月明らかになったトップス社の風船ガム「バズーカ・ガム」の映画化企画といい、「ウォーリーをさがせ!」の実写映画化はハリウッドのアイデア不足を象徴するような企画だが、今回は多数の大手スタジオが数か月にわたって競い合った末にユニヴァーサルが映画化権を獲得した企画で、映画がヒットすることを祈るばかりだ。