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瑛太が「大好き」とラブコール!役所広司の優しい初監督ぶり

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本作のTシャツというペアルックの役所広司(右)と瑛太
本作のTシャツというペアルックの役所広司(右)と瑛太

 俳優・役所広司が初の監督業に挑んだ映画『ガマの油』が6日、公開初日を迎え、東京・丸の内TOEIで主演も兼務した役所、出演の瑛太小林聡美らが舞台あいさつを行った。

映画『ガマの油』

 冒頭、マイクを握った役所は、やや緊張した様子で「お互いリラックスするために、皆さんのお手を拝借して三三七拍子をさせていただければ」と提案し観客と一体となって三本締めを行い、初日を祝った。

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 メガホンを取っただけに、全国8都市、総移動距離5,200キロと日本を縦横断して宣伝活動に走り回った役所監督は「いつも、俳優として出演しているときよりも数を多く、一生懸命やりました」と感慨深げ。

 その姿を近くで見てきた出演者たちは、役所の初監督ぶりに大満足の様子で、役所演じる主人公の息子を演じた瑛太は「年齢的には半分くらい違うと思うんですけれど、撮影中はもちろん、こんな僕にいつも優しく言葉をかけていただいて……大好きです!」とラブコール。役所は照れ笑いを返した。

 主人公の妻を演じた小林も「監督としても俳優としても、勉強させていただいて光栄でした。スタッフやキャストの大黒柱のように、最後まで頑張り続けた姿に感心しました」と大絶賛。役所とは同世代の益岡徹も、「撮影中、スタッフやキャストの皆さんが役所さんを助け、盛り立ててくれている。それを見て改めて、この人はかわいがられる人柄で、力を貸したくなる人間なんだと思いました」とそろって役所組の現場の楽しさを明かした。

 本作は、大豪邸に暮らす一家のハチャメチャ親父・拓郎が、息子の事故をきっかけについたあるうそをめぐり、思わぬ事態が巻き起こっていく物語。

映画『ガマの油』は全国公開中

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