世界一セクシーな女性がトランスフォームしたいのは「ジョニー・デップの奥さん!」
9日、新宿パークタワーホールにて映画『トランスフォーマー/リベンジ』の来日記者会見が行われ、主演のシャイア・ラブーフ、ミーガン・フォックス、ジョシュ・デュアメル、タイリース・ギブソン、ラモン・ロドリゲス、イザベル・ルーカス、そしてマイケル・ベイ監督が出席した。
ワールドプレミアから一夜明け、興奮覚めやらぬキャスト陣は次々に「ありがとう。本当に素晴らしいプレミアだった!」とあいさつ。プレミアの後には世界最速試写会も行われていたが、作品は何とその2日前に完成したばかりだったという。進化し続ける映像を創造するための仕事量は、並大抵のものではなかったようで、「もしもトランスフォームするなら何に?」との問いにマイケル監督は「ベッドだね! 本当に疲れているんだ……」と苦笑い。しかしすぐに「素晴らしい作品になったよ」とその仕上がりに自信をのぞかせていた。そして某男性誌をはじめさまざまなメディアで世界一セクシーな女性の称号を得ているミーガンは、「わたしはジョニー・デップの奥さんよ!」と即答したのに続き、ジョシュが「そっか。僕はジョニー・デップだな」と真剣な面持ちで答えて、会場の笑いを誘った。
そんな中シャイアは、「まるで彫刻のようなミーガンとイザベル、二人とキスできた僕は間違いなく世界一の幸せ者だよ……本当はお金を払わなきゃできないよ……」と申し訳なさそうにしているなど、終始ノリのいいやり取りが続き、撮影現場の空気の良さがうかがえた。
会場を盛り上げる彼らを見ながら、マイケル監督は「ユーモアセンスがある人たちをキャスティングしたかったんだ。深刻ではなく、愉快に演じられる人がいい」と笑い満足そう。自らも「続編のオープニングは、シャイアがベッドで死んでいるところからにしようかな」とブラックジョークを飛ばすなど、終始ご機嫌な様子だった。
本作は、前作の映画『トランスフォーマー』から2年後という設定で、おなじみのキャストのほか、新たなキャストやロボットが多数登場してパワーアップしている。本物のピラミッドを撮影するなど迫力満点の戦闘シーンはもちろん、エモーショナルなドラマ部分も見応え十分だ。
映画『トランスフォーマー/リベンジ』は6月20日より全国公開