レオナルド・ディカプリオが新しい『スポーン』へ出演?
日本のアニメ『AKIRA』と「獣兵衛忍風帖(じゅうべえにんぷうちょう)」の映画化を進めているレオナルド・ディカプリオが、アメコミの世界へ足を踏み入れるかもしれない。
アメリカの有名コミック作家で、漫画「スポーン」の原作者として知られるトッド・マクファーレンがMTVに対して語ったところによると、ディカプリオを新しい『スポーン』映画の出演者として考えているとのこと。ディカプリオの役は、漫画の主人公であるヒーロー・スポーン役としてではなく、別の役柄を考えているようで、「メインキャラクターはスポーンではないんだ。スポーンを追う人間こそ重要なんだ」と語った。
漫画「スポーン」は、1997年にマーク・A・Z・ディッペ監督によって映画化され、マイケル・ジェイ・ホワイトがスポーンを演じ、ジョン・レグイザモとマーティン・シーンも出演した。今回の新しい『スポーン』映画は、再映画化作品という形で製作される予定で、トッドは制作費の高い大作にするならプロデューサーとして作品にかかわり、低予算映画なら自らがメガホンを取ることを考えているようだ。また、主人公のスポーンは、スパイダーマンのような善良なヒーローではなく、人間界と悪魔とのはざまで孤独に戦う影のヒーローであり、新しい『スポーン』映画ではダークな世界観のフィルム・ノワール的な映画にしようと考えているようである。現在、ディカプリオのスケジュールは出演作だけでなく、プロデュース作品、企画段階の作品が山ほどありトッドの希望通りディカプリオの出演が実現するかは微妙であるが、アメコミ映画へ出演するディカプリオを見てみたいものだ。