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エアロスミスのスティーヴン・タイラーが自伝執筆!「1,600ドルの入ったかばんを拾った」

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サインする、スティーヴン・タイラー
サインする、スティーヴン・タイラー - Photo:Nobuhiro Hosoki

 60代になっても現役で活躍し続ける人気ロックバンド、エアロスミスのフロントマン、スティーヴン・タイラーが自伝小説「Does the Noise in My Head Bother You?」(原題)についてニューヨークで開催されたアメリカ・ブック・エキスポで語った。

 本作は、彼の幼少期から、エアロスミスの隆盛期、そして自身の恋愛や家族やドラッグ問題にも触れた赤裸々な内容となっている。アメリカの大手出版社ハーパー・コリンズは、この自伝に2億円の出版権を払うなど、アメリカでは話題となった。

 ロックスターである彼の一日は、一般人にはまったく想像がつかない。普段はどういった暮らしをしているのだろう? 「そうだなぁ。前日がライブだったら、だいたい次の日は11時くらいに起きて、12時前には朝食。12時にはジムで運動して、家に戻ってシャワーを浴びて、15時くらいにはジェット機で別のコンサート会場に移動だな。会場のバックステージには、3時間前くらいに行き、関係者に会ってあいさつして、それから約2時間、会場でライブ。終わったらシャワーを浴びて、車に乗ってホテルに戻ったら、大概は夜中の3時くらいにはなっているんだ。これがツアー中の日課かな」と教えてくれた。

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 そんな日々の中で、いつ自伝を書いたのだろうか? 「ツアーの合間をぬってだよ。去年の夏、オレの母親が亡くなってね。そのときに、今なら書いてもいい時期じゃないかと思ったんだ。ちょうど時間的にも余裕があったし。それに、母の死に直面したことで、自分がどれだけ生きられるのだろうかって考えたのも一因ではあるよね」と述懐する。さらに「1,600ドルの入ったかばんを拾ったことや、マリファナや古着の話。『ドリーム・オン』を作詞したときのこととか、たくさんのエピソードがあるよ。実はエピソードがたくさんあり過ぎて本はまだ完成していなくて、今も執筆中なのさ!」とロックスターらしいコメントをくれた。

 自伝を執筆したことで、家族のことを改めて考えたというタイラー。アメリカでは10月27日に発売される予定だ。(取材・文:細木信宏 / Nobuhiro Hosoki)

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