「ER」のノア・ワイリー、スティーヴン・スピルバーグ製作のTVシリーズで主演？

　今年の4月2日に最終話が放映され、15年にわたるロングランに幕を下ろした人気テレビシリーズ「ER 緊急救命室」のジョン・カーター役で知られるノア・ワイリーが、今度はスティーヴン・スピルバーグの新作テレビシリーズへ出演しそうだ。

　エンターテイメント・ウィークリー誌のオンライン版が伝えたところによると、スピルバーグがエグゼクティブプロデューサーを務めるSFテレビシリーズの主演にノアを予定しているとのこと。テレビシリーズのタイトルは未定だが、エイリアンの侵略を描くストーリーで、映画『プライベート・ライアン』のロバート・ロダットがパイロット版の脚本を手掛ける。出演が決まればノアはエイリアンの侵略から生き残った人間たちを集めたグループのリーダー役で、彼らは人間を絶滅させないためにも戦っていくそうだ。テレビシリーズは、アメリカのケーブルテレビ局TNTで放映される予定だ。

　「ER 緊急救命室」は、スピルバーグ率いるアンブリン・テレビジョンが共同製作をしており、スピルバーグは「ER」シリーズの生みの親ともいえる存在である。実際、3月に行われたERさよならパーティーには歴代のスタッフやキャストのほかスピルバーグも参加したことが報じられている。