最終回に賛否両論?人気アニメ「東のエデン」の謎を解くのは映画の2部作で!
フジテレビにて深夜に放送されていた(ノイタミナ枠にて)テレビアニメ「東のエデン」が最終回を迎え、その先を描く劇場公開が決まったことが、17日に発表された。しかし、その最終回のストーリーの終わり方には賛否両論でネットの掲示板は揺れている。
「東のエデン」は24時45分という深夜の放送時間にもかかわらず、瞬間最高視聴率5.7パーセントを記録、同時間帯視聴率第1位となったクオリティーの高いアニメーションだ。2010年に10発のミサイルが日本に打ち込まれたが犠牲者が一人も出なかった“うかつな月曜日”から物語は始まる。携帯に入金された82億円で日本を救うことを謎の組織から命令された青年、滝沢が主人公だ。
テレビで最終回を迎えた本作は、すべての謎の解決がされないまま終了したこともあり、ブログや2ちゃんねるなどの掲示板では賛否両論の炎上寸前。視聴者層がネットユーザー層と重なることもあいまってネットでの意見交換は放送中もさかんだった。
賛否両論の分かれ目は『東のエデン』が2部作となり劇場公開されるところにある。テレビ版の終わり方が中途半端という声も多いが、『東のエデン』が映画版をもって完結する作品だと納得できれば、映画版への期待が高まるという声もある。
その、気になる映画のタイトルは『東のエデン 劇場版I The King of Eden』と『東のエデン 劇場版II Paradise Lost』。テレビ版と同じく、原作・脚本・監督は、「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」「精霊の守り人」の神山健治。キャラクター原案は「ハチミツとクローバー」「3月のライオン」の漫画家、羽海野チカが担当する。
テレビ放映で物語を完全に終わらせず、映画版に引っ張る作品は過去にも「宇宙戦艦ヤマト」シリーズや「エヴァンゲリオン」シリーズなどがあり、どちらも映画は大ヒットしている。「東のエデン」映画版にも期待したい。
映画『東のエデン 劇場版I The King of Eden』は11月28日より
映画『東のエデン 劇場版II Paradise Lost』は2010年1月より
それぞれテアトル新宿ほかにて全国公開