松山ケンイチ、土に埋められた経験を語る
映画『ウルトラミラクルラブストーリー』(横浜聡子監督)の大ヒット御礼舞台あいさつが20日、東京・シネマート新宿で開催され、主演の松山ケンイチが撮影の苦労話を明かした。
本作は純朴な青年・陽人(松山)が一目ぼれしてしまった保育士の町子(麻生久美子)に対し暴走気味に愛を貫く異色のラブストーリー。劇中には、松山がキャベツ畑に首まですっぽり埋まるシーンがあり、ポスタービジュアルにも使用されたことで、公開前から大きな話題を呼んでいた。
撮影中、キャベツ畑に全身埋められた経験を振り返った松山は「土の中では身動きが取れずに、つらかった」と吐露。さらに「もし悪ガキが来ても、黙ってイタズラを受けるしかないのか……と思った」と開き直った瞬間を語り、女性ファンを笑わせていた。
この日は、映画の中で松山が実際に刈ったお米を、抽選で選ばれた5名の観客にプレゼントする企画も実施。稲刈りのシーンが撮影されたのは、青森県出身の横浜監督の親せきの田んぼで、「撮影に使わせてくれるか不安だったが、快くOKしてくれた。やっぱり青森のお米はうまい!」と横浜監督は絶賛。同じ青森県人の松山も、大きくうなずいていた。
映画『ウルトラミラクルラブストーリー』は全国公開中