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デジタルでよみがえったダニー・ボイル監督デビュー作-エジンバラ国際映画祭

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大人の色気ムンムンのケリー・フォックス
大人の色気ムンムンのケリー・フォックス - Photo:Yukari Yamaguchi

 6月19日夜(日本時間20日)、エジンバラ国際映画祭でデジタル映像になったダニー・ボイル監督の映画監督デビュー作映画『シャロウ・グレイブ』が上映された。

 本作は、1994年に製作されたもの。ダニー監督を一躍有名にした映画『トレインスポッティング』同様ユアン・マクレガーが主演で、エジンバラを舞台にしており、内容はスリラー仕立てになっている。共に暮らす3人の若者が、もう一人のルームメートを募集し、同居を始めて間もなく、新しく来た男は大金を残して死んでしまう。そして残された3人は……という物語。ダニー監督作品の特徴でもある切れのいい映像やサウンドで、グイグイとみせるテンポの良さが、すでにこのデビュー作でも表現されている。デジタルでのお披露目となった本映画祭には、ルームメートの一人を演じたケリー・フォックスが参加。まだ20代だった当時から約15年を経て、成熟した大人の魅力を振りまいていた。(取材・文:山口ゆかり / Yukari Yamaguchi)

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