マイケルさん、常用の強力鎮痛剤デメロールは“health tonic”
25日に急死した歌手のマイケル・ジャクソンさんが、常用していたとされる強度の鎮痛剤「デメロール」を“health tonic”と呼んでいたという。
芸能専門サイトTMZ.comによると、マイケルさんは注射が嫌いだったため、デメロールを “health tonic”と名付け、専属医師から注入される際にそう呼んでいた。さらに亡くなった25日、ロサンゼルス西部の高級住宅地ホーンビーヒルズにある自宅からロサンゼルス市内のUCLAメディカルセンターへ搬送される約1時間前の午前11時半にも、“health tonic”を注入されていたと伝えた。
マイケルさんの遺体の検視と司法解剖を行ったサンゼルス郡検視局は26日、死因の特定に今後4週間から6週間かかる見込みであることやマイケルさんが複数の処方薬を使用していた事実を発表。多数のアメリカのメディアは、心不全を起こした原因に、同鎮痛剤などの処方薬の過剰服用が背景にある可能性を報じている。