姿を消していたマイケルさんの専属ドクターをロス警察が3時間事情聴収!
マイケル・ジャクソンさんが心臓麻痺で救急病院に搬送された直後に行方がわからなくなり、警察が行方を捜していたマイケルさん専属医であるコンラッド・マーレイ医師が、土曜日自ら警察に出頭し、夜間3時間に渡る事情聴収を受けた。
この件について、マーレイ医師の弁護士として雇われた大手弁護士事務所のエドワード・M・シャーノフ氏は、「マーレイ医師はマイケル・ジャクソンさんの死亡事件の目撃者として警察の事情聴収を受けたまでで、決して容疑者としてではない」とのコメントを発表した。
そして、「マーレイ医師が弁護士を雇った理由は、警察での事情聴収に向けてのアドバイスを受けるため、そして警察の捜査が公平に行なわれるように、という理由からである。医師はこれからも捜査に全面的に協力する予定」とも発表した。
マイケルさんが亡くなった後でこつ然と姿を消してしまい、その存在がクローズアップされているマーレイ医師だが、テキサスとラスベガスを拠点とする開業医で、つい11日前にラスベガスの患者たちに書面で、「このような時期に診療所を離れることは非常に心苦しいのですが、しばらく病院を離れることになりました。永久に辞めるわけではなく、これから離れている間もできる限りのお世話をいたしますのでご容赦願います」というような内容の手紙が送られていた。
どうやらこのマーレイ医師は、マイケルさんのロンドン・ツアーのプロモーターをしているAEGが雇った医者らしいのだが、この医師の素性は謎に包まれている。
一例として、内外の医療関係者の話によると心拍停止した患者に対してのCPR(=心肺停止時の緊急蘇生)を行うときは、床のような固く平らなものの上に寝かせてから行なうのが基本なのに、このマーレイ医師はマイケルさんをベッドに寝かせたままCPRを行なっていたという。医者として当然知っていなければいけないことを実行しておらず、マイケルさん死亡後も無責任に連絡不通になるなど、腑に落ちない行動が多くマーレイ医師に対して、「医者としての責任をどう思っているのか」といった非難の声も上がっている。
マイケルさんの死の真相、そしてそれにまつわる諸々のニュースはまだしばらくの間マスコミを騒がせそうである。