SUGIZOが『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』への愛語る「付き合うならアスカ」
4日、原宿のアメーバスタジオにて「決戦、NERV第3新原宿支部」の公開収録に、ミュージシャンのSUGIZOがゲストとして登場し、映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』への愛を語った。
友人からアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」のビデオを借りたことがきっかけで、シリーズの大ファンになったというSUGIZOは、本作の魅力を「一言ではとても語りつくせないけど、エヴァの魅力は、心の揺れ動きが繊細(せんさい)に描かれているところ。それから、サイケデリック感!」と語った。
番組進行役の山口菜穂子から、好きなキャラクターについて聞かれたSUGIZOは「付き合うならアスカ、でも好きなのはレイ。アスカは、ああいう性格なので、びしっと仕込んで言うこと聞かせたいんですよね。でも、レイはミステリアスなところが好きだし、落ち着いているところもいい。だからやっぱりレイかなあ。でも髪型はアスカの方が好きだから、足して2で割りたいかも(笑)」と二人のキャラクターの間で揺れ動く碇シンジにシンクロするような発言でスタジオを笑いで包んだ。
SUGIZOのエヴァへの思いはかなりのもので、綾波レイの名セリフである「わたしは死んでも、代わりはいるから……」「わたしはたぶん3人目だと思うから」を例に挙げて、「ぐっときちゃいます」と一言。また、渚カヲルのファンでもあり、一時はカヲルのヘアスタイルをまねしたかった時期もあったそう。
この日、アメーバスタジオ前には思い思いのエヴァコスプレをしたファンが殺到。スタジオに招き入れられた、碇シンジのコスプレをしたファンに、「ちょっと! マニキュアはだめでしょう。これ、校則違反だよ!」と厳しいダメ出しも飛び出した。
また、新キャラクターである真希波・マリ・イラストリアス役の声優、坂本真綾のスペシャルインタビューも同時放映。庵野秀明監督から、「昭和のおっさんのような感じにして」というユニークなアドバイスを受けたという秘話を披露。
前作の映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版・序』で、戦いの決意を固めた碇シンジが、仲間とともに“使徒”との戦いを繰り広げる映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版・破』。「本当に、信じられないくらいトーンや、色合いが、さらに進化していた」とSUGIZOも太鼓判を押した本作のすごさを、ぜひ自分の目で確かめてほしい。
映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』は全国公開中