ご主人様が帰って来た！リチャード・ギアがハチ公と初対面!!
映画『HACHI 約束の犬』の公開記念セレモニーが7日、東京・渋谷駅前で行われ、来日中の主演俳優、リチャード・ギアがハチ公像と“初対面”した。
愛する飼い主が亡くなった後も、渋谷駅へと飼い主を迎えに通い続けた忠犬ハチ公の物語に、感銘を受けたリチャードは「脚本を読んで泣きに泣いてしまったよ」と照れ笑い。あまりの感動に主演を引き受け、さらにプロデューサーとしても参加した。「ハチに会えてうれしいよ」と優しく銅像をなでながら、「この物語は国境を越えて人の心に訴える物語だ！」と感激に満ちた表情で熱く語った。劇中で帰りを待ちわびたご主人様であるリチャードとの対面に、ハチ公の銅像も心なしかうれしそうにしていた。
本作の撮影では、ハチ公役として3匹の秋田犬が活躍した。リチャードは、片耳が垂れているハチ公の役作りについて「ちょっとしたおもりをつけて耳を垂らしたんだよ」と裏話を披露し、「とても忠実な素晴らしい犬たちだったよ」と“熱演”を称えた。もともと日本が大好きというリチャードは、撮影を通してさらに日本好きになったようだ。
『HACH 約束の犬』は、渋谷駅前のハチ公にまつわる実話を映画化した感動作。すでに日本では1987年に映画『ハチ公物語』が公開されており、本作はハリウッドのリメイク版となる。
映画『HACHI 約束の犬』は8月8日より全国公開