『ハリー・ポッターと謎のプリンス』プレミアに約3,500人!ロンドンが揺れる!
J・K・ローリング原作による世界的ベストセラー小説「ハリー・ポッター」シリーズの劇場版第6弾映画『ハリー・ポッターと謎のプリンス』のロンドンプレミアが現地時間7月7日に行われた。オデオン・レスタースクエアおよびエンパイア・レスタースクエアで行われたこのイベントには、何と約3,500人もの人々が集まった。報道陣も約500人、約40か国から詰め掛けるという世界的なイベントとなった。
もちろんこのイベントにはハリー・ポッター役のダニエル・ラドクリフをはじめエマ・ワトソン、そして、新型インフルエンザに感染してしまったが今は回復したルパート・グリント、ヘレナ・ボナム=カーター、そして原作者のJ・K・ローリングが参加。マイケル・ジャクソンさんの死に沈むロンドンの街を一転して一気ににぎわせてくれた。
日本では7月15日(水)に公開されるハリー・ポッターだが、実はまだダニエル、エマ、ルパートの主役の3人そろっての来日は実現したことがない。ダニエルにそんな不満をぶつけてみると「最終章のときは行くよ! 3人一緒に行くというのは、とてもとても大事なことだと思うし、日本のファンはいつも僕らのことをサポートしてくれるので、ぜひ行きたいな。ワーナー・ブラザーズの人に僕が話をつけて行くようにするよ!」と頼もしい答えが返ってきた。
新型インフルエンザに感染していたルパートも、もうすっかり回復したようで、「日本のファンはいつもプレゼントをくれて、とても大好きだよ! 映画を楽しんでね!」と日本のファンにしっかりとコメントをくれた。
中でも目を見張ったのがハーマイオニー役のエマ。おしゃれなエマがこの日身につけていたのはオジー・クラークのドレスで1970年代のビンテージもの。しかもこのデザイン、胸元強調ドレスどころか胸の谷間が全開というセクシードレス! 最近ますます大人っぽくなってきたエマの色っぽさを強調していた。そんなエマにも恨めしげに日本に来てくれないのか? の質問をぶつけると「行きたいんだけど、とにかく今は7作目(最終章)の撮影で忙しくて、イギリスでのプロモーションの時間もちゃんととれないくらいなの。(3人一緒に日本に)ぜひ行きたいわ。将来はぜひ!」と答えてくれた。
物語はいよいよシリーズクライマックス。ヴォルデモート卿(レイフ・ファインズ)の支配力が強大になっていくなか、ハリー(ダニエル)とダンブルドア校長(マイケル・ガンボン)は、ヴォルデモート卿の防御を解く手がかりを探るため、極めて重要な情報を握っているダンブルドアの旧友で元同僚ホラス・スラグホーン(ジム・ブロードベント)を学校に迎え入れる。
映画『ハリー・ポッターと謎のプリンス』は7月15日(水)より丸の内ピカデリー1ほかにて全国公開