マドンナ、事故で死傷した作業員たちを訪問

フランスのマルセイユで予定されていたマドンナのコンサートで、会場の組み立て工事中に作業員が死亡した事故をうけ、マドンナは亡くなったフランス人作業員の家族と、けがを負いマルセイユの病院で治療中の3人の作業員を見舞った。
この事故は、マルセイユのスタジアムで開催予定だったコンサート会場の設置中、組み立て途中の天井が崩れ落ち、クレーンを倒して客席を破壊、作業員2人が死亡し8人が重軽傷を負ったもの。BBCオンラインによると、マドンナはこの日、普段連れている公式な護衛をつけずに、まずは亡くなった作業員の家族を訪問。けがをした作業員が治療する病院を回る前には、白いバラの花束を用意した。マルセイユ市長はこの行動について「とても人道的な行為だ」とマドンナを賞賛している。マドンナは、イタリアで行われたコンサートでは涙ながらに犠牲者の冥福を祈るなど、事故に対して心痛をあらわしている。