『X-MEN』の人気キャラクター、ウルヴァリンに日本との意外な関係が!
アメコミ映画『X-MEN』のスピンオフとして、映画『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』が製作されるほどの人気キャラクター、ウルヴァリンに、日本との意外な関係があった。
ウルヴァリンといえば、過去の記憶を失った年齢不詳の謎多きミュータント。9月11日に公開を控える『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』では、ついに知られざる衝撃の過去が明かされていく。そんなウルヴァリンのバックグラウンドには、劇中でも語られない原作ファンの間では有名なジャパンエピソードがあった。
そのジャパンエピソードとは、マリコ・ヤシダという日本人女性と侍の格好で結婚式を挙げていたというもの。しかもマリコ・ヤシダは日本最大のヤクザ組織ヤシダ一家の娘で、その後、政敵の手によってフグ毒で死んでいる。さらに二人の間にはややグレ気味のアミコという養女がおり、マリコの死後は彼女の腹違いの兄シルバーサムライを後見人に、女忍者ユキオが育てているという。ウルヴァリン自体、日本語ペラペラの日本通、柔道は黒帯で、忍者村で5年もの間修行を積んでいたという設定がある。
こういった具体的なジャパンエピソードは残念ながら本作には登場しない。しかし過去3作でウルヴァリンを演じ、今回は製作も務めているヒュー・ジャックマンは、映画『X-MEN2』から日本を舞台にしたストーリーを熱望していたという。そのせいか本作には、日本刀を操る暗殺者ウェイドや日本を連想させるシーンも見受けられ、「この映画が成功したら、日本でウルヴァリンが活躍する映画を撮ることを約束するよ!」と公言している。
突飛なジャパンエピソードではあるが、ウルヴァリンや『X-MEN』のヒーローたちが日本を舞台にバトルを繰り広げる姿は観てみたいものだ。もちろんもう少し現実味のある設定で……。
映画『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』は9月11日より全国公開