米倉涼子の「交渉人」が映画化!女版ダイハードばりのクールなアクション満載!
米倉涼子が現場の最前線で活躍する女刑事、宇佐木玲子を演じる人気テレビドラマ「交渉人」が映画化されることがわかった。
「交渉人」は2008年1月10日から2月28日までテレビ朝日系で全8話が放送された連続ドラマ。連続ドラマの最高視聴率は16.7パーセントを記録し、その後製作されたスペシャルドラマも17.1パーセントの高い数字をたたきだした人気ドラマだ。現場の最前線でまさに体を張って犯人と粘り強い交渉を行い、命懸けの任務を遂行する特殊チームSIT(Special Investigation Team)の活躍を描く。
その特殊チームSITはもちろん男社会。犯人との交渉だけでなく組織の中でも孤軍奮闘する女性交渉人・宇佐木玲子を演じた米倉のカッコイイ演技は話題を呼び、当時劇中で着用する衣裳や、腕時計・サングラスなどの装身具について、局への問合せが殺到した。それを受けてテレビ朝日携帯サイトでは、米倉の写真を中心とした待受け画像や主題歌着メロなどのコンテンツがアップされたのだが、何とダウンロードが40万を超えるなどの現象を巻き起こしたのである。
劇場版では、高度1万メートルを飛ぶジェット機を舞台に、数百名の乗客を人質とするハイジャック犯が登場。米倉演じる宇佐木が空港で偶然出会った不審な青年を追い、乗り込んだ飛行機がハイジャックに遭う事件を描くエンターテインメント大作。地上との緊迫する頭脳戦を交え、女性交渉人・宇佐木が凶悪犯人たちとし烈な闘いを繰り広げる。
監督は、米倉の当たり役となったテレビドラマ「黒革の手帖」「けものみち」「わるいやつら」の“松本清張三部作”でチーフディレクターを務めた松田秀知(共同テレビ)。実物に限りなく近いジェット機のセットを制作し、撮影は8月上旬よりクランクイン。東映配給により、2010年2月公開となる。
米倉は映画化に向けての意気込みを、「今度、『交渉人』がついに映画化されることになりました。ドラマから生まれた『交渉人』が、映画になるなんて夢のようです。芸能活動10年目の節目に、思い入れのある宇佐木玲子役で映画に挑戦できることをうれしく思っております。ここからが本当のスタート。よりパワーアップして、ドラマとはまた違った魅力をお届けできるようチーム一丸となって頑張りますので楽しみにしてください」 と自身の芸能活動の集大成として臨むことを語った。
映画『交渉人』は2010年2月、全国公開