松山ケンイチ、快挙!主演2作品がトロント映画祭で公式上映決定!
9月10日から19日まで開催される第34回トロント国際映画祭で、松山ケンイチ主演で、崔洋一が監督を務める映画『カムイ外伝』が公式上映されることが決まった。松山は主演作の映画『ウルトラミラクルラブストーリー』も同映画祭で上映されるという国際映画祭W上映という快挙となった。
『カムイ外伝』は特別上映作品として、『ウルトラミラクルラブストーリー』はディスカバリー部門で上映される。
松山は、昨年開催された第33回トロント映画祭においても、主演の『デトロイト・メタル・シティ』が上映されレッドカーペットイベントに参加しており、国際派俳優として順調なキャリアを築いている。
この知らせを聞いた松山は「映画祭に招待されることをとてもうれしく思っています。一番に(『カムイ外伝』)崔洋一監督、(『ウルトラミラクルラブストーリー』)横浜聡子監督、におめでとうと言いたいです。そして作品にかかわるスタッフキャスト全員が喜んでいると思います。僕個人としては去年初めて映画祭に参加させてもらって、とても楽しい思い出があります」と喜びを語った。
一方の崔監督は「いよいよ海を越えて、カムイが北米大陸まで進撃です。NINJAではない本物の忍びの闘いを観てもらうことにワクワクしています。カムイの孤独、そして人間愛を世界中の人々に知ってもらいたいと思います」と意気込みを語った。
トロント国際映画祭とは、北米で最も重要視されている映画祭。カンヌ、ベルリン、ヴァネチアと並び4大国際映画祭の一つで、近年はオスカー・レースの前哨戦とまでいわれている。観客賞が最高賞で2003年に北野武監督の『座頭市』が受賞している。
映画『カムイ外伝』は白土三平原作の傑作コミックを『血と骨』の崔洋一が実写化したアクション娯楽大作。忍びのおきてに背き、たった一人で追っ手から身をかわす不屈の主人公カムイを松山が演じ、カムイの苦悩と孤独を浮きぼりにする。
映画『カムイ外伝』は9月19日より全国公開