SPEED、結成13年目で緊張の初体験！「解散とかあったけど……」

　昨年、完全復活を果たした人気グループSPEEDが28日、都内でDVD「スティッチ！」のテレビCMナレーションを収録し、その模様がマスコミに公開された。SPEEDとしてCMに登場するのは6年ぶり。4人がそろってナレーションを務めるのは結成13年目にして、今回が初めてとなる。

　島袋寛子は「緊張したんですけど、4人で手をつないで息を合わせていった」とあれこれ工夫しながらアフレコを行ったとコメント。新垣仁絵も「お互いアイコンタクトしながらね」と笑顔で語り、変わらぬチームワークの良さをアピールしていた。

　ディズニーの人気キャラクター、スティッチが沖縄で大活躍する本作にちなみ、沖縄出身のSPEEDが起用された今回のテレビCMでは「イチャリバチョーデー」（沖縄弁で、一度会ったら皆兄弟という意味）という言葉がナレーションに盛り込まれた。上原多香子は「今でも沖縄に帰ると、方言が出ちゃう」と沖縄っ子な素顔をのぞかせ、今井絵理子も「沖縄が舞台に選ばれて、すっごく光栄」と生まれ故郷がディズニー作品に登場することに興奮気味だった。

　DVDの発売日である8月5日は、偶然にもSPEEDにとって記念すべきデビューの日。「解散とかあったけど……」という島袋の言葉通り、さまざまな出来事を経験した上での再結成だったが、「ずっと休みがなく、毎日4人で会っている」（上原）、「今もバリバリ踊れる」（今井）と結成13年を経た今も充実したアーティスト人生を歩んでいるようだ。

　「スティッチ！」は沖縄の架空の島“イザヨイ島”を舞台に、スティッチやジャンバなどおなじみのキャラクターや、沖縄に暮らす少女ユウナをはじめとする新キャラクターが登場するアニメーション。

DVD「スティッチ！ 傑作エピソード集/すきすき！エンジェル」は8月5日、ウォルト・ディズニー・スタジオ・ホーム・エンターテインメントから発売（税込：2,940円）