美少女・桜庭ななみ16歳、ひと夏の経験をイメージぴったりに演じきった思い出は…!
天才数学少年が世界の危機に立ち向かうアクション・アニメーション映画『サマーウォーズ』の大ヒット御礼舞台あいさつが、8月23日、新宿バルト9で行われ、声の出演を果たした桜庭ななみと神木隆之介、細田守監督が登壇した。
本作は、8月23日時点で観客動員数が70万人、興行収入9億円のヒットを記録中。ヒロインの夏希を演じた桜庭は、劇中で夏希が着ていた浴衣をイメージしたアサガオ柄の艶やかな浴衣姿で登場し、「何度かこういった舞台あいさつに立たせていただきましたが、毎回たくさんの人がこの映画を見に来てくださって、本当にうれしいです」とキュートな笑顔で劇場を埋める観客へお礼の言葉を語った。
本作は、長野県・上田市の田園風景とデジタル世界が混ざり合うユニークな作風だが、今回が声優初挑戦という桜庭だけでなく、これまでにも声優経験を持つ神木にとってもアフレコ収録では不安や苦労が。そんな気持ちを取り除いたのは細田監督だったよう。神木は「監督は、ほんっとうに優しい方で、優し過ぎて怖いくらいでした。トチッちゃったり間違えたときも、「神木くん、今のすごくいい感じ……だけどもう一回、今の感じで」って盛り上げてくれるので、テンションが下がらずに、ますます上げてくれるんです」と名監督の采配ぶりを披露。桜庭も「絵の口の動きにどう合わせたらいいのか、どのマイクの前に立ったらいいのかと、すごく不安でしたけど、神木くんが言うとおり監督が本当に優しくて……楽しく収録させてもらいました」と活気あふれる収録の様子を振り返った。
健二と夏希の「ひと夏の体験」を、イメージぴったりの声で演じきったふたり。実生活では神木も桜庭も現在16歳、まさに青春まっさかりの夏だが、この夏の思い出について聞かれると、神木は「趣味でギターを始めて、夏休み前は全然弾けなかったけど、練習して頑張りました。まだヘタクソだけど、もう大体は弾けます。すごく成長できた夏休みでした!」と充実感満点の様子。桜庭は「この映画の舞台になっている長野の上田市にも行かせてもらって、映画の風景がそのまま広がっているのに感動しました。『サマーウォーズ』を見た、ということが皆さんの夏の思い出になってくれたらうれしいです」とアピールした。
映画『サマーウォーズ』は、デジタル仮想都市OZの混乱から引き起こされた危機に、高校生の健二と夏希、そして夏希の大家族が立ち向かう物語。
映画『サマーウォーズ』は8月1日(土)より新宿バルト9ほか、全国公開中