経済危機が原因?レオナルド・ディカプリオとスコセッシ監督のオスカーの有力候補作が公開延期に
レオナルド・ディカプリオが主演しマーティン・スコセッシ監督がメガホンを取る新作『シャッター アイランド』の公開が当初予定されていた10月から2010年2月に延期となることがわかった。
パラマウント・ピクチャーズによると、この延期は現在の経済危機によるもの。ディカプリオとスコセッシ監督というゴールデン・コンビによる映画『ディパーテッド』は、2007年にアカデミー賞作品賞、監督賞を受賞し、本作にも大きな期待が寄せられていた。オスカーの有力候補と呼ばれる映画は通常、翌年春の映画賞レースに合わせて秋に公開されるため、この映画の公開延期は賞取りレースにも大きな影響を与えそうだ。パラマウントは「2009年の作品スケジュールは今とはまったく違う経済環境の中で立てられたものだから、経済の変化によって臨機応変に対応していかなければ」と語っている。
なお、日本での公開は未定となっている。