上野樹里の5つの顔が明らかに!路上でギター!エンディングテーマの作曲と歌も披露
俳優の岸谷五朗初監督作品の映画『キラー・ヴァージンロード』や、映画『のだめカンタービレ』シリーズなど次々と公開を控える女優・上野樹里が、映画『ホノカアボーイ』の高崎卓馬監督など5人のクリエイターたちが手掛けたWOWOWのオムニバスドラマに出演し、新たな魅力を見せている。
本作は、高崎監督のほかに映画『ヘブンズ・ドア』『鉄コン筋クリート』のマイケル・アリアス監督や、映画・テレビ界で活躍する山下敦弘、タカハタ秀太、萩生田宏治という、上野の才能にほれ込んだ5人のクリエイターたちが、“鞄”をキーワードにして描いた、全5話からなるオムニバスドラマ。
本作で上野は、将来の不安を抱えた女や、逃避行の旅に出た女、フレンチレストランのシェフ見習いの女などそれぞれ個性的なキャラクターにふんしている。アメリカ出身のCGクリエーターであるマイケル監督の独特のタッチで、絶望の中にある希望を描いた第2話の「HOPE」で、上野は仕事も恋もうまくいかないアニメ製作会社の会社員を演じ、誰もが経験する葛藤(かっとう)や挫折を繊細に表現している。
ほかにも上野は、タカハタ監督作の第1話「ギターケースの女。」で、街角でギター片手に歌う女を演じている。上野といえば、映画『スウィングガールズ』ではサックス奏者を、テレビドラマ「のだめカンタービレ」では天才ピアニストを演じるなど、これまでも数々の楽器に挑戦してきた。しかし本作では、路上でギターを弾く女性を演じているだけでなく、エンディングテーマ曲の作曲を手掛け、歌も披露しており、演技面だけでなく新たな才能も見せつけている。
岸谷監督も「天才」と絶賛するほど、日本映画界の監督から注目されている上野。彼女のそのたぐまれな才能は、独特な雰囲気と演技力だけはでないものを感じさせる。今後もどんな活躍を見せてくれるのか、日本の若きミューズ、上野樹里から目が離せない。
「上野樹里と5つの鞄 #1ギターケースの女。」は9月3日よる11:30よりWOWOWにて放送