映画『ATOM』日本語吹き替え版の予告編がついに解禁!
手塚治虫原作の不朽の名作「鉄腕アトム」を香港とロサンゼルスにスタジオを持つアニメーション製作会社イマジ・スタジオが3DCGで現代によみがえらせた映画『ATOM』の日本語吹き替え版の映像が解禁された。
この動画で上戸彩が声を担当するATOMと、役所広司が声を担当する天馬博士が、このたび初披露となる。また、『エヴァンゲリオン』シリーズで綾波レイの声を担当する林原めぐみも映画版のオリジナルキャラクタであるコーラの声を演じている。
少年ロボットATOMの声は、上戸の歯切れのよい透きとおった声がピッタリとマッチして、オリジナルのアニメでのアトムのイメージを踏襲しながらも新たなATOMを作り上げている。役所広司が声を担当する天馬博士も、死んだ息子をロボットとしてよみがえらせてしまった博士の苦悩が、日本を代表する役者によってアニメという枠を超え、ドラマチックに表現されている。
海外版の声は、映画『チャーリーとチョコレート工場』の天才子役、フレディ・ハイモアがATOMを、天馬博士は自他共に「鉄腕アトム」の大ファンであるニコラス・ケイジが務めているが、やはり日本発のアニメだけあって日本語だとしっくりくる感じがする。
1963年に初めてアニメ化されたアトムだが、その後、アニメのアトムは時代に応じて見た目が少しずつ変わっていった。2009年版のアトムが3DCGなのは自然な流れだといえる。
映画『ATOM』は10月10日より新宿ピカデリーほかにて全国公開