ボンドガールのジェマ・アータートン、イギリスの人気コミックの映画化作品で主演
『007』シリーズ22作目となる映画『007/慰めの報酬』のボンドガールを演じたジェマ・アータートンが、イギリスのガーディアン紙で連載されている漫画の実写映画化作品で主演を務めることが明らかになった。
ハリウッド・レポーター紙が伝えたところによると、ジェマがグラフィック・ノベル「タマラ・ドリュー」(原題)の映画版で主演を務めるとのこと。原作コミックはイギリスの文豪トーマス・ハーディの「狂おしき群をはなれて(遙か群集を離れて)」の現代版といわれており、ジェマが演じるのはのどかな農村では目立つセクシーな女性ドリューで、物語は生まれ故郷に戻った彼女が巻き起こす騒動を描いている。原作コミックは文字が多く、キスやセックスシーンもある大人向けの内容で、映画化されてもアメコミヒーロー映画とは違う大人が共感できる人間ドラマとなるだろう。ドミニク・クーパー、ロジャー・アラム、ルーク・エヴァンスといったイギリス人俳優らが共演し、アカデミー主演女優賞を受賞した映画『クィーン』のスティーヴン・フリアーズ監督がメガホンを取る。撮影は今月から開始される見込みだ。
『007』シリーズのボンドガールというと「ボンドガールは大成しない」というジンクスがあるが、今年の7月に『007/慰めの報酬』のスタントマンと婚約して幸せいっぱいのジェマにはぜひともこのジンクスを破ってもらいたいものだ。
過去の連載も閲覧できる「タマラ・ドリュー」ガーディアン紙の公式サイト:http://www.guardian.co.uk/books/series/tamara-drewe