アントニオ猪木が元レスラーの老人役で初主演!東京国際映画祭コンペティション部門に!
アントニオ猪木の主演映画『ACACIA』が、10月17日から25日まで開催される第22回東京国際映画祭のコンペティション部門に出品されることがわかった。
映画『ACACIA』は辻仁成が監督、脚本、原作を務める、老人と少年の心のふれあいを描くヒューマンドラマ。辻仁成監督の6年ぶりの新作になる。猪木は本作が映画初主演となり、心優しい元プロレスラーの老人を演じる。
物語は初夏の港町が舞台。さびれた団地の用心棒を務める心優しい猪木演じる元プロレスラー、大魔神は息子に十分な愛を注げなかったことを悔いて生きていた。そんな大魔神の前で孤独な少年タクロウは素直でいることができ、親子のように暮らす。やがて、それぞれが本当の家族と再会し、これまで向き合えなかった現実を受けとめ、過去の痛みと向き合うという人間の再生を優しく描く。
そのほかの出演者に石田えり、林凌雅、北村一輝、坂井真紀、川津祐介ら日本を代表する演技派が名を連ねる。東京国際映画祭のコンペティション部門は、世界中から厳選した15本の出品作品を、本映画祭のために招へいされた国際的な映画人で構成される国際審査委員会により毎年最高賞である1本の“東京サクラグランプリ”を選出するという、本映画祭の中でも最も注目を浴びる部門。東京サクラグランプリは映画祭最終日の25日のクロージングセレモニーで発表される。
第22回東京国際映画祭は、10月17日(土)~25日(日)六本木ヒルズ(港区)ほかにて開催