草刈正雄の娘・麻有は天然ボケ!? 4年ぶり復帰の豊田利晃監督がぶっちゃけ暴露!!
映画『蘇りの血』で4年ぶりに復帰する豊田利晃監督が10日、渋谷・ユーロスペースで開催された完成披露試写会に出席し、本作に出演している草刈正雄の娘・草刈麻有の天然ボケぶりを明かした。
本作は歌舞伎の演目でもある「小栗判官」をモチーフにした寓話(ぐうわ)ドラマで、草刈は主人公オグリ(中村達也)に愛を意識させるヒロイン、テルテ姫を体当たりで演じている。
オーディションで草刈の起用を決めた豊田監督は「オーディションでの芝居はあまり良くなかった」といきなり辛らつなコメントだったが、「でも目がすごく特徴的で。同世代の女の子に何人も会ったけど、1人だけちょっと違っていた」とその独特な雰囲気に惹(ひ)かれたと語ったほか、草刈が役名であるテルテ姫を“テルテ娘”とずっと間違えていたと天然ボケぶりを暴露し、「それがまたかわいいんだけど」と笑顔で振り返っていた。
これまで豊田作品に出演した若手俳優は、松田龍平(映画『ナイン・ソウルズ』『青い春』)、高岡蒼甫(映画『青い春』)、瑛太(映画『空中庭園』)など軒並みブレイクを果たしており、豊田監督自身も「ぜひ売れてほしい」と草刈にエールを送っていた。
『蘇りの血』は「人間が全世界を支配する以前の時代」を舞台に、身体と心の自由を奪われた天才按摩(あんま)師オグリが、テルテ姫の無償の愛によって、生きるパワーを取り戻す姿を描いた作品で、豊田監督も舞台あいさつで「生命力を感じてもらえれば」と作品をPRした。
映画『蘇りの血』は12月、ユーロスペースほかにて全国公開