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スタローン喜ぶ!北野武監督にちなんだ「監督・ばんざい!賞」受賞!

第66回ヴェネチア国際映画祭

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北野監督ゆかりの賞を受賞して喜ぶシルヴェスター・スタローン
北野監督ゆかりの賞を受賞して喜ぶシルヴェスター・スタローン

 第66回ヴェネチア国際映画祭で、今年で第3回目となる「監督・ばんざい!賞」(グローリー・トゥ・フィルムメーカー・アワード)の授与式が現地時間12日に行われ、シルヴェスター・スタローンが米国の監督として初受賞した。

第66回ヴァネチア映画祭-コンペティション部門作品一挙紹介!

 同作品は、北野武監督の映画『監督ばんざい!』にちなんで2007年に新設され、長年、映画を分析・研究しながら野心的な作品を作り続けている監督を讃えるもの。第1回は北野監督自身が、第2回目はイランのアッバス・キアロスタミ監督とフランスのアニエス・ヴェルダ監督が受賞した。

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 スタローンの受賞理由について映画祭側は「彼は監督・脚本家として映画『バラダイス・アレイ』で初めてクレジットに名前が載って以来、オリジナリティあふれる目線と、監督としての英断を見せてくれている。そして『ロッキー』と『ランボー』ではアメリカンドリームの影と光を見せてくれた。それらは彼のキャラクターを形成しただけでなく、私たちに現代の米国映画におけるヒーロー像を追究させてくれた」と説明した。

 スタローンは記念のジャガールクルトの時計を受け取ると「受賞を光栄に思います。期待していたことが現実となりました」と素直に喜んでいた。(取材・文:中山治美)

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