ロバート・デ・ニーロとスパイク・リーがコンビを組んでドラマシリーズを企画
ロバート・デ・ニーロとスパイク・リーというハリウッドの大御所二人が手を組んで、テレビのドラマシリーズを企画していることが明らかになった。ハリウッド・レポーター紙が伝えたところによると、ロバートとスパイクがコンビを組んで「アルファヴィル」(原題)というドラマシリーズを製作するとのこと。ドラマシリーズは、マンハッタンの“人種のるつぼ”であるイースト・ヴィレッジにあるアルファベット・シティを舞台にしたアンサンブル・ドラマだ。ドラマの舞台となるアルファベット・シティは、イースト・ヴィレッジの東にあるアベニュー名がAからDで始まる通りであり、ドラマが描く1980年代には麻薬と暴力があふれ非常に危険な地帯であった。現在はかなり治安が良くなり、ニューヨークの不動産の高騰から開発が進み、新しいマンションが建ち、アーティストやミュージシャンなどが集まっている。パイロット版はスパイクがメガホンを取り、映画『アンダーカバー・ブラザー』のジョン・リドリーが脚本を手掛ける。ドラマシリーズは、アメリカのテレビ局ショウタイムで放映される予定だ。
ロバートとスパイクのどちらもニューヨーク市で育った映画人で、ニューヨークを愛する二人が描くアルファベット・シティはどのようなものになるか楽しみである。