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イタリア人が大爆笑!北野武監督『監督・ばんざい!』の野外上映にわくミラノ映画祭

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スフィルツェスコ城という、ヴィスコンティ家の居館だったお城のすぐ隣に設営されている野外劇場-すでに満員!
スフィルツェスコ城という、ヴィスコンティ家の居館だったお城のすぐ隣に設営されている野外劇場-すでに満員! - Photo:Harumi Nakayama

 第14回ミラノ映画祭がイタリアのピッコロ劇場を中心に20日まで開催中だ。今年は、ミラノ市における日本文化年にあたり、インビジブル・ジャパン(隠れた日本)と題した日本映画の特集上映が組まれている。

 同プログラムは、坂本龍一のコンサートも行われる「ミラノ・トリノ国際音楽祭」(9月3日~24日)との共同企画。上映されるのは、イタリアで人気の高い塚本晋也監督『六月の蛇』、昨年、日本の映画賞を総ナメにした黒沢清監督『トウキョウソナタ』など10作品。しかし「すでに知られたキタノやツカモトだけでなく、日本の新たな才能も紹介したい」(映画祭スタッフ)と西川美和監督『ゆれる』、吉田大八監督『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』、熊坂出監督『パーク アンド ラブホテル』、荻上直子監督『めがね』、竹中直人監督『山形スクリーム』もラインアップに加わっているのが特徴的だ。

 しかし、やはりメーンを飾ったのは、「世界のキタノ」こと、北野武監督だった。現地時間17日深夜には、映画『監督・ばんざい!』がセンピオーネ公園内に設営された野外劇場ピアッツァ・グランデで上映された。この夜は寒空だったにもかかわらず約300人が詰め掛け、北野監督が繰り出すギャグに何度も笑いが起こる好反応ぶり。あらためて、イタリアでの北野人気を証明していた。

 インビジュアル・ジャパンのみ、22日まで上映される。(取材・文:中山治美)

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