ブルック・シールズの10歳のときのヌード写真は芸術?ポルノ?展示はキャンセル
ロンドンの美術館、テート・モダンでブルック・シールズの写真展が開催され、10歳のころのブルックのヌード写真も展示される予定だったが取り消された。
テレグラフ紙(電子版)によると、この写真は「スピリチュアル・アメリカ」と名づけられた作品で、ブルックが裸でバスタブの中に立っているもの。いくら女優とはいえ、児童の裸を一般公開することについては議論も多く、子どもの権利団体は「ブルックは当時10歳で、この写真がどんな風に使われるのか知らなかった。児童ポルノであって芸術ではないし、子どもの裸を客寄せに使うのはとんでもないこと」と反対している。一方、美術館側は公開にあたり弁護士と相談し、あくまでも芸術として公開する構え。展示方法も、本作だけ他の作品と分けて個別のドア付きの部屋に展示され、ドアには来場者に対し「挑戦的な作品です」と注意書きをつけるという。