はるな愛の男返りを目撃した田中直樹!「愛ちゃんの死を見届けてから死にたい」
映画『ファイナル・デッドサーキット 3D』で日本語吹き替え版声優を務める、ココリコの田中直樹と本作で男返りしたはるな愛に話を聞いた。
本作は主人公の予知夢によって大惨劇から逃れた人々が、迫り来る死の運命から逃れるべく奮闘する人気ホラー映画『ファイナル・デスティネーション』シリーズ第4弾。シリーズ初のフルデジタル3Dで、アトラクションのような体験をも可能にしている。
「仕事の帰りが遅くて、子どもから田中さんと呼ばれたときには一番びびりました」と明かすのは、びびり芸能人として主人公ニックに起用された田中。一方、本作で初の日本語版吹き替えに挑戦するはるなの役柄は、何とアンディという荒々しい気性のオッサン。直前までキャラクターについて何も聞かされておらず「キレイな女性をイメージしていたのにヒゲ面のオッサンでしょ? まさかと思って、マネージャーに2度確認しました」とギャップに戸惑ったそうだ。しかしいざ本番を迎えて野太い声を出してみたら「意外にスムーズ」で、乱暴な言葉も「言いやすかった……というか言いたかった(笑)」と手応えあり。
結果、大西賢示(本名)に戻って声優を務めたはるなは、実生活でも男を意識してしまうことが多いという。ちなみに男返りしたはるなの姿は、テレビで共演する田中にとって「普段からあんな感じで、違和感はない」らしく「ロケで蜂が愛ちゃんの近くに飛んでいった際には、大声を上げて大西賢示になっていました。そのときは蜂の方が戸惑っていた」と目撃談を語る。
これまでお笑い芸人としてだけではなく、映画俳優としてさまざまな名演技を披露してきた田中は「愛ちゃんが、迫ってくるレーシングカーの効果音を“ブ~ン”ってやっていたときは、慌てて台本を確認しました」とはるなのアフレコへの心意気を絶賛(?)。失態を暴露されてしまったはるなだが「のびのびやるよね~! でも田中さんみたいな人がいたからこそ、自由にできたんですよ!」と相性のよさを感じさせた。
本作にちなみ、二人に理想の死に方を尋ねてみると「予期せぬところから、何かが飛んできて一発で死にたい」と答えるはるな。田中はそのコメントに呼応するように「その愛ちゃんの一発目の死を見届けてから、次の二発目で死ねたら」とここでも抜群のコンビネーションを見せてくれた。
映画『ファイナル・デッドサーキット 3D』は10月17日より新宿ピカデリーほかにて全国公開