レイチェル・ワイズ、ヨーロッパ女優にシワ取りは不要!
オスカー女優、レイチェル・ワイズが、シワを取る効果があるボトックス注射について、ヨーロッパの女優はアメリカの女優よりもシワ取りの必要がない、と語っている。ボトックスは顔の筋肉に注射することで動きを弱め、シワを作りにくくするが、そのかわり女優にとって大切な要素でもある「表情」が少なくなるという。テレグラフ紙(電子版)によると、レイチェルは「女優がシワのために自分の表情をあきらめなくちゃいけないなんて変よ」と語り、ボトックスには反対の姿勢。「年をとった女優がカメラに映るということは、ヨーロッパとアメリカではずいぶんと違う意味を持つと思うわ。ヨーロッパでは、例えばイザベル・ユペールのように、素晴らしい年の取り方をしている女優がいるわ」と現在54歳のイザベルを例にあげ、自然で美しく年を取ることの優雅さを語っている。
一時は、女優がボトックス注射をすることを禁じるべき、とまで反対していたレイチェルだが、一方で華やかで厳しいハリウッドでの中年女優たちの苦悩も理解しているようで、今では「誰でも自分がやりたいことをすればいい」と語っている。