葛城ミサトの声でおなじみ、三石琴乃に造形作家もミーハー全開！

　26日、東京・港区のロイヤルガーデンカフェでオリジナルアニメ番組「コケッコーさん」の完成披露プレス試写会が開催され、主人公の母親ニワトリの声を務める三石琴乃が作品の見どころを語った。三石はテレビアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の葛城ミサト、テレビアニメ「美少女戦士セーラームーン」の月野うさぎなどの声で知られる人気声優。

　本作はシリーズ累計20万部の売り上げを記録する同名絵本シリーズを、日本と韓国の共同製作でCGアニメ化した作品。母親ニワトリのコケッコーさんと10匹のひよこのきずなを描いたハートウォーミングなストーリーだ。プライベートでも一児の母である三石は、「子どもに振り回されながら、頑張るコケッコーさんの姿に自分も共感した」と語ったほか、当初は肝っ玉母さんを意識した野太い声だったが、最終的には若くて元気のある声に落ち着いたと役作りの裏話も披露した。

　原作者である造形作家「かろくこうぼう」のにしやまかずひろ氏は、今回の三石の起用について、「あの『新世紀エヴァンゲリオン』のころからの大ファン。この人しかいないと思ったし、一緒に仕事をしたかった」とコメント。さらに「（『エヴァンゲリオン』の）映画2回観ました！　先ほど握手もしてもらって……」とすっかりミーハー全開で、三石も照れた表情だった。