「え、日本って12時間で行けるの?意外に近いじゃん!」とマイケル・ムーア監督がアポあり初来日!
ドキュメンタリー映画『ボウリング・フォー・コロンバイン』『華氏911』などの作品で日本でも人気のマイケル・ムーア監督が、新作ドキュメンタリー映画『キャピタリズム~マネーは踊る~』のプロモーションで11月下旬に初来日を果たすことがわかった。
『キャピタリズム~マネーは踊る~』は、昨今の100年に一度と言われる世界同時不況をテーマに、巨大企業による利益追求の果てに起こった世界への影響を検証する。真面目に働く99パーセントの労働者たちの生活と、搾取する側である1パーセントのCEOの姿を暴き、資本主義(キャピタリズム)支配下の経済問題に肉迫していくドキュメンタリーだ。
『ボウリング・フォー・コロンバイン』『華氏911』『シッコ』と公開されるたびに話題を振りまき、日本でも人気監督として認知されるマイケル監督。だがこれまで「行くまでの時間が長過ぎるから」という理由で来日を果たすことはなかった。しかしこの度、意外に日本が近いことに気づき「(フライト時間が)12時間くらいなら行けるかも」と来日を決意。アポなし突撃取材をトレードマークとするマイケル監督の、“アポあり”初来日が決定した。
そんなマイケル監督の来日に先立って完成披露試写会が本日28日に行われる。この日はくしくも映画『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』の世界同時公開日。キング・オブ・ポップとキング・オブ・突撃取材、2人のマイケルによるショーに日本が揺れる?
映画『キャピタリズム~マネーは踊る~』は12月5日よりTOHOシネマズ シャンテほかにて限定公開の後、2010年1月より全国公開予定