第82回アカデミー賞ドキュメンタリー候補作品発表!規定外の「THIS IS IT」は当然リストにナシ
いよいよオスカー・レースがヒートアップしてきた今日この頃だが、この度アカデミー賞候補審査対象になる長編ドキュメンタリー15作品が発表された。 現在世界中で大ヒット中のドキュメンタリー映画『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』は、「そのドキュメンタリー作品がアカデミー賞の行われる前の年の8月31日前までにニューヨークかロサンゼルスで7日間劇場上映されていなければならない」という規定を満たしておらず、当然このリストには入っていない。
『アニエスの浜辺』“The Beaches of Agnes”
監督: ア二エス・ヴァルダ
製作: シネ・タマリス
『ビルマVJ』(原題)“Burma VJ”
監督: アンダース・オスターガード
製作: マジックアワー・フィルムズ
『ザ・コーヴ』(原題)“The Cove”
監督: ルイ・シオヨス
製作: 海洋保護ソサエティー
『ブロードウェイ♪ブロードウェイ コーラスラインにかける夢』“Every Little Step”
監督: ジェームズ・D・スターン&アダム・デル・デオ
製作: エンドゲーム・エンターテイメント
『フェイシング・アリ』(原題)“Facing Ali”
監督: ピート・マコーマック
製作: ネットワーク・フィルムス・インク
『フード・インク』(原題)“Food, Inc.”
監督: ロバート・ケナー
製作: ロバート・ケナー・フィルムズ
『ガーベイジ・ドリームス』(原題)“Garbage Dreams”
監督: マイ・イスカンダー
製作: イスカンダー・フィルムズ・インク
『リビング・イマンジェンシー: ストーリーズ・オブ・ドクターズ・ウイズアウト・ボーダーズ』(原題)
“Living in Emergency: Stories of Doctors Without Borders”
監督: マーク・N・ホプキンス
製作: レッド・フロア・ピクチャーズLLC
『ザ・モスト・デンジャラス・マン・イン・アメリカ:ダニエル・エルスバーグ&ペンタゴン・ペーパー』(原題)“The Most Dangerous Man in America: Daniel Ellsberg and the Pentagon Papers”
監督: ジュディズ・アーリック&リック・ゴールドスミス
製作: コヴォノ・コミュニケーション
『マガベ・アンド・ザ・ホワイト・アフリカ』(原題)“Mugabe and the White African”
監督: アンドリュー・トンプソン&ルーシー・ベイリー
製作: アーチュリ・フィルムス・リミテッド
『セルジオ』(原題)“Sergio”
監督: グレッグ・バーカー
製作: パッション・ピクチャーズ&シルバーブリッジ・プロダクションズ
『サウンドトラック・フォー・ア・レボルーション』(原題)“Soundtrack for a Revolution”
監督: ビル・グテンタグ&ダン・スターマン
製作: フリーダム・ソング・プロダクション
『アンダー・アワ・スキン』(原題)“Under Our Skin”
監督: アンディー・エブラハムス・ウイルソン
製作: オープン・アイ・ピクチャーズ
『バレンティノ・ザ・ラスト・エンペラー』(原題)“Valentino The Last Emperor”
監督: マット・ティアナウアー
製作: アコライテ・フィルムズ
『フイッチ・ウエイ・ホーム』(原題)“Which Way Home”
監督: レベッカ・カミサ
製作: ミスター・マッド
アカデミー協会のメンバーは規定にかなった全ての作品に目を通した結果、以上の15作品をノミネート対象作品と決定。この中から更に選りすぐられた5作品が最終ノミネート作品としてアカデミー賞本番に挑む。第82回アカデミー賞ノミネートは米国西海岸時間2010年2月2日(火)よりアカデミー本部サミュエル・ゴールドウィン・シアターにて発表される。