ピーター・ジャクソン製作の注目映画「タンタン」と「ホビット」進行状況は?
スティーヴン・スピルバーグが監督を務める「タンタンの冒険旅行」シリーズの映画化作品で、プロデューサーを務めるピーター・ジャクソンが、この映画について「撮影は終了したが、完成まではあと2年ほどかかる」と語った。ジャクソン監督はイギリス・BBCのインタビューに対し、「タンタンは素晴らしいね!撮影は終了して、今は完成に向けて取り組み中だ。ある程度までのラフな状態で出来上がっているんだ」とコメント。一時は資金難で製作の危機に陥ったこともあるが、無事に映像処理段階までこぎつけたことを明かした。
また、ジャクソン・プロデューサーの注目映画としては「ホビットの冒険」の映画化作があるが、こちらは現在製作準備中とのこと。ニュージーランドでロケーションを探しており、監督を務めるギレルモ・デル・トロ監督とともに脚本に取り組んでいるそう。「ギレルモは3Dではなくて古いスタイルの35ミリフィルムで撮りたがっているが、それは僕にも合っている。『ロード・オブ・ザ・リング』3作品と同じ空間を保てるからね。ただ、映像が少しつまらなくなるのが心配だな」と語った。