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黒木メイサの美しく長い脚をどう処理するか…!?オヤジギャグがウケずヘコんだ押井監督のぼやき…

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押井守監督と黒木メイサ
押井守監督と黒木メイサ

 30日、スペースFS汐留で映画『アサルトガールズ』の完成披露試写会が行われ、主演の黒木メイサ押井守監督が登壇した。

映画『アサルトガールズ』

 黒木を筆頭に、菊地凛子佐伯日菜子と3人の女優の共演が話題の本作について、押井監督は、「3人の女優をいかに魅力的に撮るか。実写の監督ならではのテーマを追求しています」とアピール。3人の美女はスナイパーを演じる。黒木に関しては「古典的でノーブルな女優さんでしたね。瞬間的に可愛くなるし、誰も寄せつけないような瞬間もある。それをどういう風に見せていくか。そしてとにかく、この脚の長さをどう処理するかを心がけましたね」とその魅力を解説。そんな女優と監督の信頼関係を感じさせるような黒木と押井監督だったが、「監督と女優以前に、オヤジと女優の関係が立ちはだかっていた。うちの娘よりも若いんで何を話していいのか分からない。冗談を言っても、うけなくて、へこみました」と嘆き、会場の笑いを誘っていた。

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 本作は、押井守監督にとって8年ぶりの長編実写劇場作品となるが、「今回はそれがテーマだったんですが、8年前の映画『Avalon アヴァロン』に比べると20分の1くらいの緊張感で作ったので、ちょっとゆるくなってるかもしれない。過度な期待を持つと、失望するかもしれません。もちろん気合いを入れて観たい人にはそれに応えられる作りにはしていますが……」といきなりの脱力コメント。それを受けて黒木は「監督は期待を持たないでとおっしゃってましたが、期待を持つのも持たないのも自由なので、楽しんで観ていただきたいですね」としっかりとフォローを入れるも、「冒頭の10分間は尺が足りなくて、急きょ作った部分なので、寝ていても大丈夫です。意外にそうやってバタバタで作った部分が良かったりするんですけどね」との監督のコメントに場内は笑いに包まれていた。

 本作は、映画『イノセンス』の鬼才、押井守監督8年ぶりの長編実写劇場作品。熱核戦争後の荒涼とした砂漠を模した架空空間<アヴァロン(f)>で、どう猛な巨大モンスターのスナクジラの群れを狩る、命知らずの美女ハンターたちの壮絶な戦いを描く。

映画『アサルトガールズ』は12月19日よりテアトル新宿ほかにて公開予定

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